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地震で帰宅難民となった場合の対応

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地震が発生したら:帰宅難民

帰宅難民

地震による帰宅難民のイメージ写真

大地震はいつ発生するかわかりません。 学校や職場で大地震に遭遇した場合、自宅が近くにあればいいですが、公共交通機関を使って通っている場合、帰宅難民となる恐れがあります。 地震による大きな揺れが発生すると、電車は止まり、道路の寸断で道路は大渋滞となってバスやタクシーでの移動も困難となります。

最近は帰宅難民を防止するために、大地震発生時の初動として会社に留まることが推奨されており、企業側も大地震等の災害に備えて防災用品や非常食を準備を進めています。 しかし、まだその普及率は微々たるもので、個人で帰宅難民となった時の備えを行っておく必要があります。

帰宅難民となってしまった場合、まずは家族の安否を確認します。音声電話回線は制限されて使えないことが多いので、LINE , SNS , 災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板等の通信手段を駆使して家族と連絡をとります。 家族と連絡することができたら、特別な(家族が大けがをしたとか、介護が必要である等の)理由がなければ、学校や職場に留まることを伝えましょう。

大地震発生後は、余震や更に大きな揺れが発生する可能性も高くなります。 余震の発生確率は時間が経つにつれ減っていくので、大地震発生直後は、学校や職場の安全な場所に留まるほうが安全です。

揺れの度合によっては電車等の交通機関が普及する可能性もあります。



大地震発生後に帰宅する場合

計画を立てる

自宅までの経路を確認しましょう。スマホの地図アプリを使って自宅までの道を確認します。

できるだけ、大きな通りを選んで自宅までの道筋を考えます。 途中に市役所などの公共施設を通るように計画します。 地震に関する情報や支援物資の支給、災害用自動販売機の利用が見込めます。 又、大きな公園などでは公共トイレの利用も可能となります。

歩く速度は成人男性で時速4Km程度です。自宅までの距離が分かれば必要な時間が計算できます。

真夏であれば、気温の高くなる日中を避けて、真冬であれば気温の下がる夜を避けて移動できる時間帯を選び、出発時間を決定します。

持ち物

最低限、スマホと補助バッテリ、水分補給用のペットボトルを用意しましょう。

服装、靴

長距離を歩くことを考えるとできるだけ動きやすい服装が望まれます。 しかし普段職場にはスーツで通われる方も多いと思います。 歩いていると日中は結構体が温まり汗をかきます。体温調整しやすい服装で移動することが大切です。

又革靴やヒールのある靴は長距離の歩きは困難です。 普段からスニーカを職場に用意しておくと、いざというときに役立ちます。







地震が発生したら

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