地震の基礎知識
地震はなぜおこるの?縦揺れ、横揺れ、縦波、横波どう違うの?地震に関する基礎知識を解説します。
地震の種類
地震学的には地震の種類としてプレート間(境界)地震とプレート内地震に分けることができます。
プレート間(境界)地震には、海洋プレートが大陸プレートの下に沈みこみ、発生するゆがみを開放する際に発生する『海溝型地震』も含まれます。
一方プレート内地震は、その名の通りプレート内部で発生する地震で『断層型地震』や『スラブ内地震』『アウターライズ地震』が含まれます。
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マグニチュードと震度
マグニチュードは地震の規模を示す値で、震度は、各地点での揺れの大きさを示します。
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縦揺れ、横揺れ、縦波、横波
地震の説明をしているサイトで(縦揺れ、横揺れ)、(縦波、横波)を混同して使用していることが散見されます。
縦揺れは、地面に対して垂直方向、横揺れは地面に対して水平方向に揺れる振動です。
一方、縦波は波の進行方向に対して縦に揺れる波、横波は波の進行方向に対して横に揺れる波のことです。
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PS時間
地震の縦波(P波)と横波(S波)は地盤を伝わる速度に違いがあります。縦波の速度は岩盤中で5~7 [Km/秒]で横波は3~4 [Km/秒]となり、縦波のほうが早く伝わります。
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前震、本震、余震
断層のずれによって発生する地震の揺れで最大震度となる地震を本震、本震より前に発生する地震を前震、本震の後に発生する地震を余震といいます。
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津波
地震の震源地が海底の場合、津波が発生する場合があります。
全ての海底での地震が津波を引き起こすわけではなく、震源の震度が浅く、断層のずれの動きによって、海底面が上下方向に動いた場合に発生します。
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