地震に備えて:備品
備品
大地震が発生し住居が全壊や大規模半壊で住むことができなくなった場合、避難所での生活となりますが、そうでない場合は、自宅で地震後の生活を過ごすことになります。 しかし地震直後は、電気・ガス・水道といったライフラインは停止する可能性があり、道路も寸断状態となることから、物流はほとんど停止してしまいます。 被災地のコンビニやスーパーの食糧や日用品はあっという間になくなり、地震発生後、数か月は不便な生活を強いられます。 このような状況でできるだけ、通常の生活を送れるようにするためにも、普段から備品を用意しておくことが大切です。
食料品
地震に備えて、家族1週間分の食糧の備蓄が推奨されています。詳細はここを参照下さい。
ポリタンク
地震の影響でライフラインとしての水道止まってしまった場合、給水車による飲料水の供給がされます。この時、水を運ぶための容器が必要です。 10L~20Lの水用ポリタンクを用意しておきましょう。給水車からの距離にもよりますが、一度に運べる量は男性で20L、女性で10Lが限度です。
懐中電灯
電気が停止した状態では、家の中での暮らしは懐中電灯の光が頼りになります。
トイレや風呂場など窓が無い場合、日中でも真っ暗となり、懐中電灯が必要となります。
できるだけたくさんあった方が便利です。又電池も十分に用意しておく必要があります。
手回しで発電できる物や太陽電池付きの懐中電灯があると、電池の心配がありません。
太陽電池付きのLED懐中電灯は100円ショップでも打っているので購入しておくと安心です。
サランラップ
サランラップをお茶碗やお皿に敷いて食品を載せ、使い終わったらラップだけを廃棄するようにすることで、水の消費量を抑えることができます。 1本多めに買い置きしておきましょう。
トイレットペーパー
買い置きが無い家庭は少ないと思いますが、生きていく上で必需品の為に、大地震が発生すると真っ先に不足する物の一つです。 できる範囲で多めにストックしておきましょう。
現金
地震の規模にもよりますが、地震が発生後でもコンビニや商店などの被災が小さい場合、営業を続ける場合があります。 停電状態での商品売買は現金が基本となりますが、銀行業務は停止する可能性が高いため現金を引き出すことが困難となります。 急な冠婚葬祭用に現金が必要となる場合もあります。地震発生時に必要な現金と兼ねて用意しておくと安心です。